引越し業者を選ぶ場合、一般的な考えとして、
荷物が多く遠距離の引越しの場合は全国組織の大手引越し業者、
荷物が少なく近距離の場合は評判の良い地元の引越し業者、が良いとされています。
知り合いで引越し経験者がいれば意見を聞いたり、ネットなどを使って世間の評判も参考にしてもいいでしょう。
3〜4社に絞り込んだら、自宅まで見積もりに来てもらいましょう。
引越し料金はもちろんですが、見積もりに来た人の対応の仕方で、きちんとした業者かどうかも推測できます。
評判が良いか、料金の算出方法は明確か、きちんと打合せをしてくれるか、
引越しに関するアドバイスをしてくれるかなどを考慮して、引越し業者を決めましょう。
依頼を決めた業者の見積書は大切に保管しておきましょう。
後から、追加料金を請求された時の確認に必要ですし、荷物の紛失事故が起きた時の証拠にもなります。
引越しにおいて一番かかるのが、引越し料金です。引越し料金は以下のように構成されています。
<引越料金=運送費+人件費+梱包費+保険料+オプション>
「運送費」はトラックの大きさ、トラックの台数、作業時間、輸送距離で算出されます。
引越しに必要なトラックの大きさの目安としては、2LDKで4tトラック1台、3DK〜4LDKで4tロング1台。
もちろん荷物の量によって大幅に異なる場合があります。
「人件費」は、作業員の人数によって決められます。目安として、3DK〜4LDKで3〜4人程度。
「オプション」は、エアコンの取り付け・取り外し、ピアノの運搬などです。
相場といっても、ケースによってだいぶ異なってくると思いますが、あくまでも一例として挙げてみます。
◆首都圏近郊30分以内への引越し(オプションサービスは除外)
・大人1名、荷物少なめ、8畳ワンルーム、休日 … 3万円
・大人1名&小人2名、荷物少なめ、2DK、休日 … 4万円
・大人2名&小人2名、荷物ふつう、3LDK、平日 … 12万円
◆首都圏〜大阪への引越し
・大人2名、荷物少なめ、3DK、休日 … 18万円
・大人2名&小人1名、荷物多め、3LDK、休日 … 30万円
自分の引越しのケースの適性価格を知るためには、複数社から見積もりを取ることが大切です。
見積もりは無料でしてくれますので、気になる会社からは、遠慮せずに見積もりを取りましょう。
各社の明細書に書かれている金額を項目ごとに照らし合わせていけば、自ずと適正価格が見えてくるはずです。
複数の引越し業者に一括して見積もり依頼ができるインターネットのサービスがあります。
引越し業者が決まっていなければ、それを利用するのが簡単で便利です。
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